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日本とインド、社会保障協定について実質合意

日本国外務省は5月30日、5月28日から東京において開催されていた第4回政府間交渉を経て,日本国政府とインド共和国政府は,日・インド社会保障協定(仮称)について実質合意に至った旨発表した。インドとの政府間交渉は2011年7月から行われていた。
現在,日・インド両国からそれぞれ相手国に派遣される被用者について,日・インド双方の社会保障制度への加入が義務付けられることによる社会保険料の二重払い等の問題が生じており,個人及び企業に大きな経済的負担となっており、日・インド社会保障協定(仮称)の締結は,これらの問題を解決し,個人及び企業の負担を軽減することにより,両国間の人的交流及び経済交流を促進することを目的としている。
今後,双方は,社会保障協定の早期署名を目指すとのこと。

なお、厚生労働省によれば、政府間で社会保障協定を交渉中の国にはハンガリー、ルクセンブルク、スウェーデン、中国が含まれている。ハンガリーは2009年11月、ルクセンブルクは2010年5月、スウェーデンと中国は2011年10月から政府間交渉が始まっている。
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