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ベトナム・鉱工業指数の下落傾向、製造業の景気低迷が顕著に

インフレー抑制が緊急課題として掲げられてきたが、政策実施の際には、社会保障、公共投資のほか、製造業復活への配慮も必要である。製造業の景気低迷状況が長く続けば、1桁台のインフレ目標率達成も困難となる。

2011年は金融引き締め及び公共部門投資抑制策の開始された年であるが、7月までの鉱工業指数は9%と高い水準を維持していた。しかし、その後の鉱工業指数は下落し続けている。

2011年末になると、鉱工業指数は6.8%へと減少し、金融引き締め策の副作用が目立つようになる。2012年2月になると、4%台に激減し、石炭・石油開発の約7%、製造業グループの2.4%、造船業の303%の増加以外は、鉱工業指数に影響を与えるほとんどの産業はマイナス成長に陥っている。(原文 [1]