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北京市が「国5」燃料基準の導入へ

北京市は、インターネット上で「第5段階自動車用燃料地方標準」(国5基準)の草稿を公開した。2012年上半期(1―6月)の実施を予定している。中国の各メディアが伝えた。北京市では12年中に欧州の自動車排ガス基準「ユーロ5」に相当する「国家第5段階機動車汚染物排出基準」を導入する計画で、ガソリンやディーゼル油についても硫黄含有量の上限を10ppm以下とする「国5燃料基準」を採用する。市環境保護局機動車排放管理処の李昆生処長は、「燃料の硫黄含有量が減れば、排ガス中の大気汚染物質を大幅に削減できる」と説明。特に窒素酸化物は国5基準のガソリンで10%、ディーゼル油で7%程度の削減が期待できるという。(香港ポスト [1]