珠江デルタ、工場賃貸料が５０％上昇

珠江デルタでは工場の賃貸料相場が今年に入ってから高騰しているもようだ。１２日付『香港商報』によると、住宅市場では過熱抑制策が続けられている上、工業物件の供給が減少していることなどから、深セン、東莞、恵州の３市では工場賃貸料が昨年末に比べ５０％も上昇。一部では倍に跳ね上がっている物件もあるという。

珠江デルタの産業高度化によって新たな工業物件の建設が減少、建築コストの上昇で工場建設への投資も減少、さらに従来の工業物件の多くも商業用途への改築が進んでいることなどが背景にあるとみられる。