2010年1月1日に中国とアセアン間の自由貿易地区が始動しました。
中国・アセアン間の90%以上の関税が免除されますが、アセアン新加盟国であるカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムに関しては2015年からのスタートとなります。
総人口19億人を有する同地域において、中国・アセアン間の自由貿易協定は確実に貿易・経済の推進及び結びつきを深め、世界金融危機の影響下において世界経済の新しい原動力となることが期待されています。
中国及びアセアン加盟国の二国間貿易は近年急速に増加傾向であり、2008年度の貿易額は二千三百億米ドルとなり、中国はアセアンにとって3番目に大きな貿易相手国となっています。（原文 [1]）