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国際貿易人民元決済開始3ヶ月で深セン取引量を独占

国際貿易における人民元の試験的決済開始3ヶ月で深セン取引量を独占
深セン特区報、2009年10月14日(原文 [1]

7月7日より正式に開始されてから9月30日まで、三か月足らずで、深セン市は国際貿易における人民元の試験的決済業務を48件処理し、累計金額は5,812万元、全国決済金額の54%を占める。昨日開催された深セン国際貿易における人民元の試験的決済の試行推進会はこの最新データを公開した。市委員会常務委員・副市長の陳応春は、深セン関連部門と銀行は国際貿易における人民元の試験的決済業務をより重視しさらに強力に推進し、企業のために新しい国際貿易決済方式を運用し便利な環境を提供する必要があることを表明した。

今回の推進会は深セン市政府の主催で、五洲賓館において行われた。人民銀行深セン市中心支店・深セン金融弁・銀監局・財政委・科貿委・国税・税関等の部門の責任者、深センと香港の企業と銀行の代表300人余が出席した。

陳応春は、国際貿易における人民元の試験的決済が深センの経済金融発展に重要な戦略的意義を持つと指摘した。一方で、深センは対外開放経済が発達した都市であり、対外貿易が全国の八分の一を占め、国際貿易における人民元の試験的決済の推進は深センの対外貿易が国際金融危機の影響を脱するために有用であり、引き続き急速な発展を保持していく。また一方で、深センは香港に隣接し、香港の経済金融と密接に関係し、国際貿易における人民元の試験的決済の発展を通じて、両地の経済金融面での強力をより深め、深センと香港の経済金融を結合し能力を拡大することができる。
陳応春は、政府関連部門はそれぞれの役割を果たし、絶えず政策と手順を改善し、宣伝業務を行うように指示した。銀行は大胆に革新し、企業のために人民元決済を採用してより良い金融サービスを提供する必要がある。企業は積極的に新しい決済業務を選択し、為替リスクと財務コストを引き下げ、価格交渉能力を強化し、競争力を高めることを希望する。

現在、深セン・上海・広州等五つの都市が国際貿易における人民元の試験的決済の試行対象となり、7月初めに一回目の国際貿易における人民元の試験的決済業務を開始した。三か月が経過し、深センの試行業務は順調であり、決済金額は全国の半分以上を占め、まずロシアとの輸出入の人民元決済業務を処理し、8月に一回目の国際貿易における人民元の試験的決済の輸出税還付を行った。
人民銀行深セン市中心支店長の張建軍は、次は国内企業と国外企業の交流を強め、人民元決済に対する合意を形成すると表明した。
宣伝教育訓練業務を強化し、社会各界の人民元決済に対する理解(企業が国際貿易における人民元の試験的決済業務の関連政策・手続・情報を理解する必要がある場合、官方ウェブサイトhttp://wgj.sz.gov.cn/ に登録されたい)を深める。試行企業の規模と国際貿易地区の範囲を拡大し、検討中の第二回試行企業リストはすでに800社に増加している。